どんどん亭の想い

美味しいお肉をお腹いっぱい食べて頂きたい。
穏やかな団らんの時を過ごしていただける、そんなお店をつくれたら。

「焼肉どんどん亭」一号店を開店して間もない1976年の秋、閉店間際にある親子三人連れのお客様が入ってこられました。
母親と中学生の男の子と小学生の男の子の三人で「豚バラ二人前」と大盛りごはんご飯3つを注文し、まだ焼けるか焼けないかのお肉を子供達は競うように食べ始め、お肉はすぐになくなり、 手つかずの残ったご飯にタレをかけ、ご飯だけを美味しそうに食べられました。
あっとゆうまに食事は終わり、「美味しかったです。ごちそうさまでした」と軽く頭を下げて親子は帰って行かれました。
こうまでして私たちのお店に来てくれたこの親子の食事の光景が私の脳裏に焼き付きました。そして同時に心の奥底から湧き上がって来た思いがありました。
お一人でも多くの方に、美味しいお肉をお腹いっぱい食べていただきたい。家族や親しいお友達、仲間同士で、穏やかな団らんの時を過ごしていただける、そんなお店が作れたら….

私がお店を作りたいと思った原点です